babymetalは、「昭和」プロレス
マスクマン(コープスペイントの神バンド)、
空中戦を軽軽とこなし(yui/moaのダンス)、
圧倒的な破壊力の技(su-metalのヴォーカル)のルチャドール。
kobametalの(無意識?の)願望は、
(カムアウトされる前の)神々しいまでに
輝いていた(時代の)、プロレス、の
復権、であろう。
怪物めいて、人間離れした、そして人知の及ばない
世界。
そんなロマンティックでグロテスクで謎めいた
オーヴァードライヴの効いた過剰な向こう側へ、
我我を連れて行こうとしているのであろう。
kobametalの志向は(ただ)圧倒的な力で
我我を、ねじ伏せよう、としているようである。
我我は我我のために
それに付き合わなければならないであろう。
なぜなら、
我我に必要なのは、カルト宗教ではなく、
ルネサンス、なのであるから。
babymetalはこの時代に相応しい
レジスタンスを見せてくれるであろう。
その為に我我は、
賽銭を投げ、おみくじを引き
一喜一憂するだけであろう。