babymetalを受容する(/しない)世界

アイドル(偶像)を求めるココロを通して妄想でbabymetalを考える

am i the same girl?

yui/moaのダンスは大人のそれに近づいて来ている。

 

子供にはキツい(と思わせる)振り付けを、

必死(と思わせる)に踊る姿。

健気、を感じさせる瞬間である(し、babymetalの魅力の一端)。

四肢の短さや(子供特有の)身体の(特に関節の)柔らかさも、

そのことを増幅する。

 

大人がその身体をもって、超絶技巧、を披露しても、

感嘆しこそすれ、健気(ばかりで無く「純情」「可憐」なども)は

(当たり前であるが)漂っても来ない。

 

もしかしたら、su-metalのヴォーカルに於いても

同じ(ような)ことが起こっているのかも知れない。

 

赤ん坊が

体いっぱいで泣くように、

ただ(無意識的に上手く身体を使って)歌っていた

少女が、技術、で歌おうとしているのではないか

(とも思ったが、「胸声」に伴う、変声、かも知れないが)

 

2015年のツアーが始まってから、

su-metalの歌が、アブナゲナイ、と感じた瞬間が無い。

 

彼女の「歌」に対して、何かがレジスタンスをしかけているのか。

 

理由がどうあれ、このツアーが終わった後には、

babymetalにドラスティックな変化が訪れるのではないか。

 

今の在り方をbabymetalとするなら、

終わりは近い。