babymetalを受容する(/しない)世界

アイドル(偶像)を求めるココロを通して妄想でbabymetalを考える

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

babymetal paints it black & red

見渡す限りの黒と赤の波の中を キツネサインが突き上げられる。 巨大な、モッシュッシュピット。 そして、su-metalの声は、 リキミも無く、ピッチも 確かで、危なげない。 自分たちを知らない客を 最後には熱狂させること、 がフェスの醍醐味だ、と インタヴ…

babymetalは、日本代表death

babymetalは、カワイイ(アイドル)とメタルの融合、である、 と常常、su-metalは発言してきたが、 ヨーロッパやアメリカのオーディエンスの受け取り方は 違っているのではないであろうか。 ジャパンクール、と云う着地点から振り返って見ると、 日本の(サ…

babymetalは、永遠の恋人になる?

恋愛、は何に因って駆動されるのであろうか。 それは、半信半疑、であろう。 「全信」でも「全疑」でも恋愛は終わるであろう。 我我が欲しいものは、真実(辛い現実)ではないであろう。 セックスの快楽が、薄められた痛み、である、とすれば、 本当の快楽は…

babymetalのstrange fruit

babymetalは、「(ベイビーではなく)ベビー」メタル、で、 deathは、「です」、である (が、th、は律儀に学校で教える方法に従っている) と云う、お約束、は、(当然)日本語の話者にしか 理解できない、駄洒落、であろう。 しかしbabymetalの3人はインタ…

babymetalのsaudade

アイドルおたく、も、メタラー、も 非差別の存在であろう。 アイドル、ヘヴィーメタル、と云う表現自体が 差別の対象になるのではなく、 それらに、偏愛(に近い)を抱くものたちに 差別感情は向けられるであろう。 ヨーロッパ的な意味での、オトナ、は 日本…

babymetalはわれわれを上手に騙してくれる

隠されている、と云う事が重要であろう。 文芸誌「MONKEY」で、村上春樹、が、 自身の長編小説の、書き方、を、 開陳、している。 その内容は、開陳、の名に相応しく、 実に懇切丁寧な文章で綴られている。 つまり、レシピ、を公開したことになろう。 しかし…

flesh <我我が貪るのはどんな肉なのか>

babymetalは、そもそも(総体として)、 ヘヴィー メタルでもアイドルでも無い「何か」なので、 新曲が発表される度に起こる メタラーやドルオタの批判は、前提、として 制作サイドには受け入れられるであろう。 日本人、は、ご飯やパンやピザ生地、に なん…

don't think,feel

kobametalは、 babymetalに対する、<賛>、<否>、は、 (それら自体を)否定的に受け取らないであろう。 批判があると云うことは、 何らかのカタチで、批判する者の、耳(/眼)にも、 babymetalが届いている証(あかし)である、から、と 考えているよう…

babymetalは、「昭和」プロレス

マスクマン(コープスペイントの神バンド)、 空中戦を軽軽とこなし(yui/moaのダンス)、 圧倒的な破壊力の技(su-metalのヴォーカル)のルチャドール。 kobametalの(無意識?の)願望は、 (カムアウトされる前の)神々しいまでに 輝いていた(時代の)、…

babymetalは、ルネサンス

神神の世界では何でも(どんなことでも)起こる。 人間の矮小な思考など及ばないことが。 babymetalの素晴らしさは、 徹頭徹尾、フィクショナル、であることであろう。 3人の少女たちは、メタルネイムを持ち、 神バンドの構成員たる神神には(神ゆえか)名は…

(本当に)素直にbabymetal

su-metalのライヴ中の、ミストーン、についての 議論?があるようであるが、 擁護も批判も共に当たらない、であろう。 彼女は、ジャンヌ・ダルク、のように、神(キツネ様)の 声を聞いたため、 レジスタンスに身を投じたのである(まだ幼い時に)。 才能の…