babymetalを受容する(/しない)世界

アイドル(偶像)を求めるココロを通して妄想でbabymetalを考える

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

スィングしなけりゃ意味ないネ

IDZ(イジメ,ダメ,ゼッタイ)を初めて耳にした時、 王様、の「湖上の煙〜smoke on the water」を すぐさま思い出した。 IDZがもし英語で歌われていたなら、 普通のカッコイイ曲だったはずである。 気恥ずかしいメッセージや、yui+moaの scream(合いの手)も…

イパネマの娘

漫画家のひさうちみちおは、 性器は隠されているからイヤラシい。 もし世の中の女がすべて耳を隠して 外を歩きだしたら、耳はイヤラシく なるだろう、 みたいなことを(確か『ミーツ』と云う雑誌の連載で) 書いていた(と私は記憶している)。 人類は差し迫…

言い出しかねて

小室哲哉は全盛期、 彼の手がける曲の多くで、 歌い手に「わざと」 危うい音程の高音を 歌わせていた。 特に華原朋美には その傾向が強かったように 思われる。 ライブ映像で観る(聴く)かぎり、 su-metalも高音が「♭」ぎみに なることがしばしばある。 意…

アート/ネイチャー

su-metalのヴォーカルは 無防備でノーフリルだ。 言葉の意思表示の出来ない赤ん坊が、 哭く、ように。 その声は、叫び(scream)だ。 彼女は シンガーでもヴォーカリストでも無く、 「歌」そのもの、に成りたがっている ようだ。

あなたはすっかりわたしのもの

babymetalの「なんじゃこりゃ」のひとつは yui/moa-metalのダンスに見られる。 (彼女たちの成長の、スピード/上限、が どの程度なのか、現時点では不明ながら) yui/moaの身体は未だ大人のものではない。 その充分に成長していない、四肢、が mikiko-metal…

身も心も

マスターベーション(的表現)、が芸(術?)として売れる人間は ほとんどいないだろう。 優れた人間を指して、天才、だと云いたがるのは その現れ。 多くの人は、天賦の才と衝動、に引きずられる様を 見たいのであろう(この場合、彼/彼女、の表現の内容は…

きみほほえめば

中元すず香/su-metal、の笑顔は、しばしばぎこちない。 しかしステージに居るsu-metalの、笑み、はナチュラルだ。 笑わなければならない時、彼女の表情筋は上手く(随意に) 動いてくれない。しかし「ぽんこつ」の時の笑いは、 程よい緊張が頬筋を動かし、寛…

素直にbabymetal

ある対象を、好きになるのも嫌いになるのも、ほとんどの場合 その理由が意識されることはないとおもわれる。 ただ、その感情だけが、自分自身を突き動かすはずである。 今、「babymetal体験」の衝撃(?)の原因を探して 躍起になっている、中年男性(?)た…