babymetalを受容する(/しない)世界

アイドル(偶像)を求めるココロを通して妄想でbabymetalを考える

あなたはすっかりわたしのもの

babymetalの「なんじゃこりゃ」のひとつは

yui/moa-metalのダンスに見られる。

 

(彼女たちの成長の、スピード/上限、が

どの程度なのか、現時点では不明ながら)

yui/moaの身体は未だ大人のものではない。

その充分に成長していない、四肢、が

mikiko-metalのsickな、振り、を踊るとき、

ダンスそのものの巧みさと(同時に)、

彼女たちの身体のフォルム故の稚拙(に見える)

さが「健気さ」を我々に感じさせる。

 

非力な者(この場合は「子供」)が

その能力の限界を顧みない(かのような)

振る舞いは、heavy metalな神バンドの

プレイに煽りを受けて、我々に息苦しい程の

感情の昂りをもたらす。

(suの場合はyui/moaに比して身体はおとなに

近い。ので、逆に子供らしい振りには違和感がある)

 

レジスタンス(障害に対する抵抗)は戦闘によって

表現されるだろう。

babymetalが見せるパフォーマンスは戦闘であり、

ステージは戦場であろう。

彼女たちは徴兵された幼年兵なのだから、

それを見る我々が胸を締め付けられるのは当然であろう

(suの絞り上げるようなヴォーカルも然り)。