su-metalは山口百恵である
山口百恵が「としごろ」で歌手デビューしたのは
14歳である。
しかし、チャートアクションは振るわず、
すぐに「青い果実」がリリースされる
(翌年の大ヒット「ひと夏の経験」に連なる、青い性路線、である)。
中学生(しかもクールビューティー)に性行為を連想させる歌詞を歌わせることで、
タブー破り感、を演出した(二重、三重のギャップ)のであろう。
babymetalにセクシャルな匂いを見出す人は少ない
であろう(巧妙に避けられている様子)が、
バンドのヘヴィーメタリックな爆音。
(サディスティックなまでの)高度なダンス/ヴォーカルの質/量。
(禁欲的なまでの)シアトリカルな演出。
それらを子供(アイドル)に、課す、ことで、
カワイイ、が、際立ち/立ちのぼる、のであろう
(山口百恵の場合は、エロス)。
滲み出たり、零れ落ちたり、透けて見えたり、滴ったり。
何れにせよ、モロ、より、チラリ、であろう。